ゆるゆるカフェ部〜池袋編2〜
さて、可愛らしい猛禽類との交流もそこそこにしながら二軒目へ
池袋って清浄と汚濁が交わりあったような街なのですが、カフェ部のスタンスとしては
日常の荒野に浮き立つオアシスを見つけなければならないので、神経を研ぎ澄ましていると発見!

西口公園からほどなく住宅街に面して異彩を放ち、コンクリートジャングルで打ちひしがれて風化した心を潤してくれそうな佇まい。ただし、濃い顔で齢30を超えたような男であれば女子のツレがいないと、高確率で入店を躊躇するような見えないバリアーを感じます。
僕のガラスの心の耐久度を試されている、、、、しかし勇者はどんな時も扉を開くし、人の家の壷の中身や人の心も盗んでいくものです。
そうだ、勇者になろう。

どうだ、入ってやりました!
ここは店の雰囲気同様に、柔らかくフワフワなシフォンを食べさせてくれます。
それでいてクリームの軽さと甘み、フルーツの風味もどれかが特出することはないように調和されています。オレンジの甘酸っぱいフレーバーは、失われた青春時代を想起させてくれるかのようです。交わることのなかった思い、お互いを思う優しさと、かみ合わないもどかしさ、そして融和。
どうしましょう、涙が止まりません(暴走)。。。。
いろいろシフォンはいただいてますが、ここのは別格です。
コーヒーも苦すぎず、酸味も弱くいいコクが出てシフォンに合わせています。
苦くも甘い日々を思い出したい方、みなさんで行ってみてはどうでしょうか?
